酸洗剤・金属表面処理剤
当社ではステンレス酸洗剤を中心として、
各種金属の表面処理剤を製造から販売まで一貫体制で行なっています。
製品の内容や使用方法、効果、価格などお気軽にお問合せください。
当社ではステンレス酸洗剤を中心として、
各種金属の表面処理剤を製造から販売まで一貫体制で行なっています。
製品の内容や使用方法、効果、価格などお気軽にお問合せください。
当社は1932年(昭和7年)創業、ガラス製造メーカーとして時代に合わせ、技術を高めながら着実に歩みを進めてきました。ガラス製造の際、使用する薬品による派生物を使って生み出したのが、酸洗剤・金属表面処理剤です。メーカーだからこそ、さまざまな用途に対応した薬剤をつくることができます。
自社で徹底した品質管理のもと、製造から販売まで一貫体制で製品を手がけています。製品を必要としているお客様に、代理店などを通さずに直接製品を販売できることが大きな強み。お客様は化学薬品、自動車、造船などのメーカー様、商社や個人経営の町工場など多岐に渡っているのが当社の特長です。
エンドユーザーであるお客様に寄り添った、きめ細やかなフォロー体制を整えています。直接、お客様に製品を販売しているので、すぐにご相談や要望にお応えでき、製品の内容はもちろん、使用方法やルールなどのアドバイスもさせていただいております。電話やメールでお気軽にお問合せください。
基本はステンレスを取り扱っていますが、チタンやアルミ、スチールといった他の金属においても、ご相談いただければ対応可能です。お客様のご要望に合わせて、金属腐食テストなどサンプル実証や、細かい色具合のご相談も承っております。さまざまな用途や材質にオーダーメイドでお応えいたします。
酸洗いは、金属の表面を加工する際には必ず必要な処理となります。その名のとおり塩酸や硫酸、フッ酸などの酸を使用して金属表面を洗浄します。金属の表面には熱処理や溶接によってスケールや錆などの酸化被膜が付着しておりそのままにしておくと製品の不良の原因になってしまいます。また、ステンレス、チタンなどの非鉄金属はメッキや塗装を行わないので酸洗処理が品質のみならず見た目においても重要な作業となります。
ステンレスなどは酸洗後にメッキや塗装を行わなくても錆びにくいとされています。これはステンレスに含まれるクロムが空気中の酸素と結びついて薄い膜を形成し、この膜が塩分や水分を遮断し本体を保護する役目を果たすためです。この現象を「不動態化」といい、形成された膜を「不動態膜」といいます。弊社製品で酸洗を行うことにより自然に形成される不動態被膜より均一な不動態膜を形成することができます。
常に過酷な環境下のダムに使用されるステンレス材にとって錆は最大の敵。そのためステンレスの表面に均一な不動態膜の形成は必須項目となります。弊社のSS-3シリーズ、F-SUS5は豊富な実績に基づく確固たる信頼によりどのような条件下での使用においても揺るぎない結果を約束します。
タンク内での錆の発生は安全衛生上重大な問題となります。未然にトラブルを避けるためにもステンレスタンクの内外は不動態化処理を行うことが必要になります。SS-3スプレータイプは適度な粘度でスプレーによる施工を行うことができ、作業の効率を飛躍的に向上させることができます。
小さなものは弊社SS-3を塗布することで簡単に作業することができます。垂れにくい粘度がありますので刷毛で処理することができ小型、少量にも対応可能です。また溶接のスケールを落とすために部分的に使用することも可能なので経済的です。
熱交換器は長年使用することで汚れが付着し、熱交換器の圧力損失、能力の低下などコストに直接影響する重大な問題が発生いたします。弊社ではもらい錆や付着したスケールの除去の方法として弊社薬液を使用して洗浄を行っております。薬液使用にあたり十分なテストを事前に行いますので本体にダメージを与えることなく、作業を行うことができます。近年普及しているチタンプレートもご相談下さい。
オーステナイト系ステンレス鋼材(SUS304、304L、316、316L)用の塗布用(刷毛塗り)酸洗剤で、表面洗浄、溶接ヤケや熱処理で発生する金属酸化物(スケール)が除去できる1液性薬剤です(1回で終了するので30分~数時間で処理が可能)。硝酸ベースでフッ化水素酸を含む酸性薬剤で、本剤を使用するとステンレス表面には、自然に生成するものよりも緻密な不動態被膜ができるのが特長です。
当社が製造した酸洗剤や化学薬品について、人や環境に対する危険有害性における情報提供を行っています。経済産業省が定めるGHS(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals/化学品の分類および表示に関する世界調和システム)に準拠した、各製品のSDS(Safety Data Sheet/安全データシート)を整備。製品ラベルについても、GHS・SDSに対応したものを作成、使用しています。
SDSがご必要な場合はこちらよりお問い合わせください。
刷毛塗りに適した粘度を持つゲル状酸洗剤です。浸漬槽や吹付機での作業の必要がなく小範囲での処理に適しています。塗布した部分にのみ作用するので溶接のスケール落としや小径管などの施工にご使用下さい。
浸漬できない大型タンク、刷毛塗りが困難な構造物には吹付用が適しております。適度な粘度に調整しているので専用の吹付機を使用することにより作業性の向上のみならず無駄を省くことができます(吹付機につきましては別途ご用意しております)。
浸漬槽に漬けるだけで均一に処理ができるので塗布技術を必要としません。また耐酸ポンプで循環することで管内面をフラッシングすることも可能です。
未加工のステンレス鋼の不動態処理や酸洗処理後の表面研磨、機械加工を施工後、不動態処理が必要な場合に使用します。
鉄鋼材表面に発生した黒皮(ミルスケール=黒錆)や一般的な錆、水道管や熱交換器に付着した堆積物を取り除くことが可能です。処理後は活性化して錆が発生しやすい状態となりますので適切な防錆処理を行ってください。
鉄鋼材表面に発生した黒皮(ミルスケール=黒錆び)や一般的な錆びを洗浄除去する酸洗剤です。鉄腐食防止剤を配合しているので母材を傷めず処理が可能です。塩酸をベースとした薬剤で、使用方法に応じて粘度調整を行った塗布タイプと吹付タイプの2種類があります。
引抜鋼管製造時に使用する摩擦低減剤です。金属腐食抑制剤を配合しているので、母材を傷めずに処理できます。有機酸、アミン類を配合した薬剤です。
酸洗処理の前工程として、金属表面に付着した油分の除去に最適な強力脱脂洗浄剤です。メタケイ酸ナトリウムを主成分とした強アルカリタイプで、液の濃度や温度を調整することで、様々な油分汚れを除去します。フレークタイプで若干溶けにくく仕上げているので、クレンザーのように水と一緒に溶かしながら表面をこすり洗いすることができ、完全に水に溶かして浸漬液としても使用可能です。
酸洗剤の処理残液および廃液を中和処理する中和剤です。水酸化カルシウムをベースとしたスラリー上の薬液で、酸洗処理後の処理液や廃液に適量混合することで、液性を中性から弱アルカリ性にすることができます。また中和処理と同時に液中のフッ素分を非水溶性のカルシウム塩とすることで沈殿除去が可能になるので、廃水の環境基準で重要なフッ素分の低下に役立ちます。
各製品の包装形態は、以下のような設定となっております。
-:設定なし
20kg入り バッグ・イン・ ボックス |
10kg入り バッグ・イン・ ボックス |
3kg入り ポリエチレン製容器 |
2kg入り ポリエチレン製容器 |
10kg入り ポリエチレン製袋×4袋 |
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SS-3(塗布型) | | ||||
SS-3(吹付型) | | | | | |
FSUS-5 | | | | | |
FC-1 | | | | | |
NN-100 | | | | | |
IM-100 | | | | | |
FF-10 | | | | | |
ダイクリーンB | | | | | |
中和剤 | |
電解研磨は金属をプラスとして直流電流を流すことにより金属の表面を平滑化させ光沢を得ることが可能です。化学研磨に対して安全ですが複雑な形状や大きなものには向きません。化学研磨は電解研磨と比較するとコスト面でも安価にすることが可能です。用途に合わせて使い分けてください。