社長メッセージ

合併後の現在、将来のビジョン

2016年7月に、ダイワテック㈱と合併を致しました。パイプ(円筒)系のガラスの加工が得意なクライミングと主に板硝子の加工が得意なダイワテック。両社の強みを生かし、加工の幅が広がりました。
国内市場においては、国内での同業メーカーが縮小していく中で、なくてはならない商品を供給し続けること。他社がやれないことをやり続けてまいります。
海外市場においては、販売よりも仕入の方が多いのですが、2016年9月現在、10ヶ国との取引を行うまでになりました。世の中のグローバル化には少し遅れをとっていますが、益々取引は活発になっていくと考えています。

自社のこだわり

他社がやれないことを幅広くやっているという自負があります。
ガラスに目盛を正確につける技術・機械で大量にガラスを加工する技術・職人技による熟練のバーナー加工やガラス研磨技術・精度よくガラス表面をコントロールする技術・繊細なデザインを施した装飾ガラス・ガラス加工の副産物から開発されたステンレスの表面処理剤と多岐にわたります。
技術は見て学べという昔ながらのスタイルからは変わって、上司・先輩が現場でしっかり指導してくれます。
品質管理手法などの知識の勉強することで、技術に加えて品質の向上も図っていますし、機械操作を行うオペレーターにはシーケンサー・機器構造などの知識習得も行っています。

今後の課題

IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の進化と共に、自社にある技術をどのように変化させ、モノづくりをしていくかと言うのが、将来の課題です。
当社のモノづくりには必ず人が関わっています。人口減少・少子化が叫ばれる中で人が少なくなれば当社の技術は無くなってしまいます。そのような中で機械に置き換えられるものは置き換えていかねばなりませんし、どうしても人でなければならない技術もあると思います。
世の中の情報に敏感になり一つ一つ解決をしていくことが大切だと思います。
現在の人の仕事の8割以上は最終的には機械に置き換わるという意見もありますが、最後まで人の力でなければならない技術を残していきたいですし開発もしていかねばならないと思っています。

社会貢献

ガラスというのはなくてはならない商品です。紀元前4000年も前に作成されたビーズが起源ですが、未だに残り続けています。それでいて、いまだに分からないことだらけです。ガラスが液体なのか固体なのかですら、いまだに学術的に証明されていません。私は液体派なのですが(笑)そんなガラスと関わり続けて技術を磨き、社会のお役に立てるモノを供給していきたいと思います。その地域で仕事をさせていただいていますので、環境基準を遵守することはもちろんのことです。
現在は近隣の美化活動として社外清掃活動も行っています。
今度は、地域の方とのコミュニケーションが取れるよう努力していきたいと考えます。

入社を希望する皆様へ

日本のモノづくりを支え続けたい人を待っています。
他人との関係性が希薄な今の世の中ですが、最後まで人を大切に、人間らしさを持った会社を目指しています。

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株式会社クライミング
代表取締役社長  濵地 信

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