【これであなたもガラス博士 第7回】_番外編

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ガラス体積計のJCSS校正に関するQ&A【番外編】

こんにちは。ガラス博士です。ちょっと更新が空いてしまったのじゃが、
実はクライミングがJCSS登録事業者の登録審査があっての~、そちらに博士もお手伝いしとりました。

無事、登録も終わったことだしの~、今日はJCSS校正についてQ&A方式で書いてみようと思います。

Q1:【JCSS】って、そもそも何?

A:Japan Calibration Service System の頭文字をとった略称であり、計量法に基づく計量法トレーサビリティ制度を表しています。

Q2:証明書に、【JCSS】のマークが付されているけど、どこの会社も付けられるの?

A:JCSSの制度は、校正事業者を対象としており、計量法関係法規及びISO/IEC 17025の要求事項に適合しているかを、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)様が審査を実施し、登録を認められた事業者だけが、【JCSS】マークを付すことができます。

Q3:校正(Calibration)とは?

A:JIS Z8103(計測用語)では次のように定義されています。
「計器または測定系の示す値、もしくは実量器又は標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確立する一連の作業。」 備考:校正には、計器を調整して誤差を修正することは含まない。
簡単に言えば、現在の実用量の値を確認する作業となります。

Q4:校正に出せば、硝子体積計の目盛線は正しい値を示すようになりますか?

A;校正の定義にありますように、目盛線の調整をすることは出来ません。

Q5:今まで社内検査成績書を発行してもらっていました。JCSSの校正証明書と何が違いますか?

A;社内検査成績書には測定結果のみを表記しますが、JCSSの校正証明書には、測定結果に加えて不確かさが記載されます。不確かさとは、「測定データーの”確かさ”」を示す指標で、ある範囲内に真の値が95%の確率で入っているかを知ることができます。

Q6:使用しているガラス体積計を校正できますか?

A:可能です。但し、ユーザー様での御使用の状態によっては、校正値が製品出荷時に規定している許容誤差を外れる可能性があります。(ガラス内部が使用溶液により腐蝕している等)

Q7:他メーカーのガラス体積計は校正可能ですか?

A:可能です。他メーカ―品の場合は、商品を弊社まで送付願います。

 
理化学分析用硝子器具 【更新日:2022/05/24】
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